いちき串木野ローカルチャレンジ塾 キックオフ!
2025年10月4日、「いちき串木野ローカルチャレンジ塾」が開講しました。
当日は、市内外から多様なバックグラウンドを持つ塾生達が集まり、1年間にわたる学びと挑戦の第一歩を踏み出しました。
■ 開会あいさつ
当塾のファシリテーターを務める株式会社ツクレボ代表取締役・松永好史から「緊張せず、仲間づくりを楽しみながら学ぶ場にしていきましょう」と温かいメッセージを送り、会場は和やかな雰囲気の中スタートしました。

■ いちき串木野市副市長あいさつ
続いて、いちき串木野市副市長である、出水喜三彦氏より開会のご挨拶をいただきました。
市が抱える少子化や人口減少などの課題に触れ、市が進める給食費や保育料の無償化、子ども医療費の支援、住宅取得支援など子育て世代に寄り添った施策について紹介されました。 
一方で、若者の市外流出が課題であり、「若い世代が地元で挑戦できる環境づくりが必要」と語られました。
今回のローカルチャレンジ塾は、まさにその第一歩であり、「楽しみながら共に学び、地域の未来をつくる場になることを期待しています」と力強く呼びかけました。

■ 塾生自己紹介
自己紹介では、地域で活動するクリエイター、教育関係者、会社員など、現在社会で活動している方から、これから新たな未来を築いていきたいと、熱い想いを持った大学生や高校生も参加され、幅広い分野から集まった塾生達が、それぞれの視点で地域への想いを語りました。









■ まちのリアルを知る
当塾を主催するいちき串木野市の担当者・馬籠秀樹氏より、市が抱えるリアルな現状として、人口減少や働く場の変化、地域活動の担い手不足など、数字だけでは見えにくい現状を共有いただき、改めて 「まちの今」を知る時間となりました。
課題を“問題”としてではなく、“新しい挑戦の種”として見つめる大切さを感じ、地域をより良くしていくために私たちにできることを考えるきっかけにもなりました。

■ 事業説明
開講にあたり、ファシリテーターの松永が本塾の趣旨や1年間のプログラムについて説明しました。
松永は「地域の課題を“魅力や資源を活かすチャンス”と捉え、新しい挑戦を生み出していくことが大切です」と語り、本塾の目的である“ローカルイノベーター”の育成に向けた思いを伝えました。
講座では、実践者の話を聞いたり、ワークショップで意見を交わしたりしながら、学びと交流を深めていきます。
「ここは“学ぶ場”であり、“動き出す場”。小さな一歩からでもアイデアを形にしていきましょう」と呼びかけ、挑戦を支える支援体制についても紹介しました。


■ ワークショップ
ワークショップでは、「これからやりたいこと」「挑戦してみたいこと」をテーマに、それぞれの想いや経験を語り合いました。
塾生からは、「地域の同世代とつながりたい」「国際交流を広げたい」「古い建物を生かしたい」など、たくさんのアイデアが生まれました。
自分の得意をまちに活かす第一歩として、多様な視点とエネルギーが交わる、あたたかく前向きな時間となりました。


■ 記念撮影
最後は、参加者全員で記念撮影。
「ローカルチャレンジ塾、開講!」の掛け声とともにシャッターが切られ、会場には和やかな笑顔が広がりました。
これから始まる1年間への期待とワクワク感が満ちあふれ、温かな拍手の中、第1回の講座は締めくくられました。

