【5回目講座】地域資源の発掘と価値向上

2026年1月31日、第5回目の講座では、株式会社パンクチュアル 代表取締役の守時健氏を講師にお迎えしました。
高知県須崎市役所で商工観光業務を担当し、ご当地キャラクター「しんじょう君」の企画・プロデュースを手がけ、ふるさと納税の寄付額拡大にも貢献。
2020年に株式会社パンクチュアルを設立し、地方の魅力発信や地域活性化に取り組んでいます。
今回の講座では、自身の経験をもとに、地方で価値を生み出し続けるための考え方や、地域資源の活かし方についてお話しいただきました。

『株式会社パンクチュアル』について詳しくはこちら⇒https://punctual.co.jp/

■ 地域の価値を見つめ直す
地方創生において重要なのは、地域の中にある資源を見つめ直し、それをどのように価値として届けていくかを考えることだと語られました。
地域の魅力は、特別な観光資源や名産品だけではなく、日常の暮らしや文化、人のつながりの中にも存在しています。
守時氏は「当たり前の中にこそ価値がある」と語り、身近なものの見方を変えることが、新しい可能性につながることを示しました。
それらをどのように伝え、どのように事業として形にしていくかによって、地域の可能性は大きく広がるという視点が共有されました。

■ 持続する取り組みに必要なこと
守時氏は、地域の取り組みを継続していくためには、想いだけでなく仕組みづくりも重要であると語りました。
地域の魅力を発信することに加え、事業として成立させることで、次の挑戦へとつながる循環を生み出すことができる。
地域の中で価値が生まれ、それが次の活動につながっていく流れをつくることが、持続的な地域づくりの鍵になるという考えが示されました。
地域の魅力を一過性で終わらせず、次につなげていく視点の大切さが印象に残る内容でした。

■ 情報発信が広げる地域の可能性
講座では、SNSなどの情報発信の重要性についても触れられました。
地域の魅力は、伝え方によって受け取られ方が大きく変わります。
情報発信を通じて地域の価値を届けることで、新しいファンや関係人口の創出につながる可能性があることが紹介されました。地域の資源をどのような視点で捉え、どのように発信していくのか。
情報発信もまた、地域の価値を広げていく大切な手段であることが共有されました。

■ 塾生が見つめ直した地域の魅力
講座を受けて、塾生それぞれが学びや気づきを振り返るとともに、いちき串木野市の地域資源や魅力について発表しました。
「居酒屋」や「子育て環境」、「温泉」、「歴史」など、塾生それぞれの視点から多様な地域資源が挙げられました。
また、「若い世代で自ら事業に取り組んでいる人や、お店を営んでいる人が多い」といった声や、「外国人留学生が地域にいることも強みではないか」という視点もあり、食や自然だけではない地域の魅力が見つめ直されました。

■ トークセッションで見えてきた実践のヒント
講座後半には、トークセッションの時間も設けられました。
人材採用の考え方やふるさと納税の現状、SNSでの情報発信、地域にお金を残す仕組みづくりなど、実践に基づく幅広いテーマについて話が展開されました。
講座本編で語られた内容をさらに掘り下げながら、地域で取り組みを続けていくための視点や考え方に触れる機会となりました。

■ 対話を通して深まった気づき
最後に少人数のグループに分かれてワークショップを実施しました。
講座内容を踏まえながら、それぞれが感じたことや地域の可能性について意見交換を行いました。
対話の中では、自分一人では気づかなかった地域の見方や、他の参加者の視点を通して見えてくる可能性が共有されました。
考えを言葉にしながら聞き合うことで、地域の魅力や資源をどう活かしていくかについて、より具体的に考えを深める場となりました。

■ 地域の未来を考えるきっかけに
今回の講座は、地域の資源や魅力を改めて見つめ直し、それをどのように価値へと変えていくのかを考える機会となりました。
守時氏の経験や言葉を通して、地域で挑戦を続けるための考え方や向き合い方に触れることができました。
自分たちの地域の可能性を改めて考え、次の行動につなげていくための学びが深まる講座となりました。